JVC初のハイレゾ対応ヘッドホン「SIGNA」
SIGNAシリーズは、JVCブランドにおけるハイクラスヘッドホン「CLASS-S」の第1弾。振動板に軽量かつ高強度なPEN素材を使用した密閉型ヘッドホンだ。ドライバーユニットに新開発のクリアサウンドプラグを搭載し、抜けがよく純度の高い中域を実現。また、きょう体の内側に中高域用インナーハウジングを配置した「シーケンシャル・ツイン・エンクロージャー」構造を採り入れ、中高域と低域のバランスを整えている。
ケーブルは着脱式で、ハウジングに接触を安定させる「アンチバイブレーションジャック」を装備。
ジャック部と付属の1.2mOFCケーブル(片出し)にL/R独立グランドを採用し、セパレーションを向上させることで、自然な空間表現を実現したという。
SIGNA 01は、メインマグネットの前方と後方にそれぞれマグネットを配置したトリプルマグネット構造を採用。磁力を最適化することで入力信号への応答速度を高め、音の輪郭を細部まで表現するという。このほか、ケーブルの接触を安定させ、バッフルの不要な振動を抑える「アンチバイブレーションリング」を搭載する。イヤーパッドの素材にはソフトポリウレタンレザーを使用している。
SIGNA 02には、メインマグネットの前方にマグネットを配置した「ダブルマグネット構造」を採用。イヤーパッドの素材はポリウレタンレザーだ。
共通の仕様は、ユニット径が40mm、周波数帯域が8~52,000Hz、インピーダンスが56Ω、最大入力が1,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ。
出力音圧レベルは、SIGNA 01が99dB、SIGNA 02が98dB。重量はSIGNA 01が約245g、SIGNA 02が約220g。