2015年9月11日 10:40
まだまだ注意! 高齢者&子供の熱中症対策と毎日摂取すべき水分量を知る
暑い時期では、全国で1万人以上が救急搬送される熱中症。8月末からは比較的過ごしやすい気温が続いているが、総務省消防庁によると、8月31日から9月6日の期間中は全国で528人が熱中症が原因で救急搬送されている。まだ油断は禁物だ。
大人はもちろんだが、それ以上に気をつけないといけないのが子供と高齢者だ。それぞれの注意点をまとめた。
■子供編
総務省消防庁は、「身長が低いため、地面の照り返しによって高温にさらされやすい」「汗腺などが未熟」などの理由から、子供は熱中症にかかりやすいとしている。そこで、以下の4点に注意するようにしよう。
■子供の様子を十分に観察する
■遊びの最中に水分補給を行い、休憩を入れる
■外出時の服装に気をつけ、帽子も忘れないようにする
■日ごろから栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践する
■高齢者編
高齢者は「汗をかきにくい」「暑さを感じにくい」などの身体的特徴がある。
そのため、体温を下げるための反応が弱くなっており、自覚症状がないまま熱中症になる危険性があるとされている。そこで、総務省消防庁は高齢者が熱中症にならないよう、次の3点に注意してほしいとしている。