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京都の老舗畳店が作った「猫転送装置」を使って猫を転送してみた

マイナビニュース
京都の老舗畳店が作った「猫転送装置」を使って猫を転送してみた
昨年大変話題になった「猫転送装置」。マイナビニュース内でも実際に実験してみた様子を記事にしてご紹介していたが、このほど京都にある老舗の畳店が何とこれを商品化した。

その名も、「猫ホイホイ畳」。価格は3,240円(税込・送料別)で、大きさは直径43cm、厚さ約1.5cm。

○商品が届いた!!

人気商品のため、お届けまで数カ月かかるとネットショップには書かれていたが……。一週間と待たずに商品が到着。写真のモデル猫がうちの猫に似ているのでむちゃくちゃ可愛いなと思う。

袋をはずしてみると、こんな感じ。
部屋いっぱいにとても良いい草の香りがたちこめる。

畳の縁にはかわいらしい肉球模様があしらわれていた。

○お約束

さて、実際に乗ってもらおうとしたら何と猫がいない。どこにいるのかと振り向いてみると……。

商品が入っていた袋に興味を持ったようだった。撮影の舞台裏はあまりお見せしたくないのでそっちには行かないでほしいのだが……お約束なので仕方がない。

○はい、どうぞ!!

さて、それではいざ、本番である。実際に猫をこの畳の上に転送できるか実験してみよう。


しっぽをピンと立てて、興味津々に畳の周りをうろつくうちの猫。

しかし実験の第一段階ではこちらの猫は畳の上に転送されてはくれなかった。我が家のこの猫は非常に警戒心の強い猫。どんな猫用品であったとしても、すぐには使ってくれないのが常である。

○ちび猫も参戦

さて、我が家にはもう一匹小さな猫がいる。何でもかんでもお兄ちゃんのマネをしたがる弟猫だ。お尻丸出しで早速やってきた。

「お、早速転送されるかな!?」とわくわくしながら見守っていたが……。


ペタンとお尻をついたのは横の布の上だった。

○動いた!!

前回書いた転送装置使用レポートでも、猫がちゃんと転送されるパターンとそうではないパターンがあった。畳だと、我が家の猫の場合難しいのだろうか……と、思ったその時!!

猫が動いた!!

――そして座った。装置の横に。

○そこまで傍に行ったんなら!!

「そこまで傍に行ったのなら上に乗ればいいのに!!」と内心思ったが、きっと、猫には猫の道理があるのだろう。

時々小さなお手手でさりげなくスッ……と触るそぶりは見せたが、結局上に乗ってはくれなかった。○兄猫、再挑戦

さて、そうこうしている内に兄猫が再挑戦しにやってきた。

その様子を眺める弟猫。
小さな鼻を兄猫にツンツンと押し付けている。これは「毛づくろいしてくれ」の合図だ。

小さいころからほとんど全ての毛づくろいを兄猫にお願いしていた我が家のチビ猫。転送装置に夢中で毛づくろいを始めてくれない兄猫を見て……。

たいそう不満げな顔をしていらっしゃった。

○かなり興味を持っている

さて、クンクンと匂いをかぎつづける我が家の兄猫。あまりにその作業が長いので、ちょっと1階で紅茶を入れて戻ってくると……。

○乗った!!

乗った!!猫が!!畳型猫転送装置に!!転送されてきているではないか!!

体重6キロと、かなり体が大きい我が家の猫。
少々お尻がはみ出ているのが気になるが……。さすがは老舗が作った一流品。きれいに猫を転送することに成功したのだった。

○二時間後……

さて、撮影も終わったし、ちょっと休憩するか……と思ったその時だった。

後で片付けようと置いておいた猫転送装置の上に猫が自動的に転送されていた。それも、さきほど転送されてこなかったほうの猫だ。

こちらの猫は体重3.5キロの小柄な猫。このようにゴロリと横になってもほとんど体がはみ出ることはなかった。
ジャストサイズのようである。

以上、畳でできた猫転送装置の使用レポートをお送りした。猫を転送させるための装置として、また、ご自宅の愛猫がくつろぐための座布団としても使える代物である。愛猫家の皆さん、是非一度試してみてはいかがだろうか。

<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。
下ネタツイートは最近控えるようにしている。

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