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丸山桂里奈、芸能界は“パワースポット”「運気が上がる感じ」 結婚生活では妊活を意識

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丸山桂里奈、芸能界は“パワースポット”「運気が上がる感じ」 結婚生活では妊活を意識

●「毎日新鮮で楽しい」 念願の声優にも初挑戦
元サッカー日本女子代表で、いまやタレントとしてバラエティ番組に引っ張りだこの丸山桂里奈。現役を引退してから約5年経つが、タレントの仕事は一つ一つ全く違い、「今でも毎日新鮮」だという。映画『スペース・プレイヤーズ』(公開中)では念願だった声優に初挑戦。「夢が叶ってうれしい」と大喜びだ。丸山にタレント活動のやりがいや声優初挑戦の感想、また、まもなく1年を迎える結婚生活について話を聞いた。

NBAのバスケットボール選手レブロン・ジェームズを主演に迎え、無限バーチャル・ワールドで繰り広げられるeスポーツバトルを描いた『スペース・プレイヤーズ』。丸山はレブロンの前に立ちはだかる敵チーム[グーンスクワッド]のネカ・オグウマイク選手/アラクネカ役を演じた。

「声優のお仕事をやってみたいという夢があったので、すごくうれしかったですし、ワーナーのキャラクターが大好きなので、そのキャラクターに自分の声が当たるというのが、いまだに夢みたい。
自分が声を吹き込んだキャラクターと、ほかのワーナーのキャラクターたちが一緒にいるのを見られるなんて思っていなかったです」

アラクネカはクモをモチーフにしたキャラクター。「クモっていつも丸まっているので、なるべく背筋を丸めて、はっきりしゃべるのではなくクモっぽいしゃべり方を意識しました。ドスを利かせるところもすごく背中を丸めて、クモになった気分で演じました」とアフレコを振り返り、低めの声を出して再現。「自分の命をキャラクターに移すようなイメージでやらないといけない。楽しかったですけど、すごく奥が深いなと思いました」と声優の難しさを感じたようだが、「またやりたい」と再挑戦に意欲を見せた。

次はどんなキャラクターを演じたいか尋ねると、「今回クモだったので……アリ」と驚きの回答。「普段近くにいるようなキャラクターを演じたくて、犬とか猫とかもいいけど、本当に近くにいるのは、クモとかアリとか。あと、白いヤモリがいるって噂があって、それを見ると幸運になるらしいんですよ! そういう縁起のいい役もやってみたいです」と熱く語り、「木でもいいです。
しゃべるんだったら」と加えた。

現役引退後、タレントとして活躍し続けているが、「毎日新鮮で、めちゃめちゃ楽しい」と生き生き。「サッカーの時も楽しかったですけど、やることがあまり変わらない。今の仕事は、毎日全然違う。収録やロケ、イベントなどいろんな新しいことがあり、やることも共演者も違い、同じ人でも髪型とかで変わってくるので、毎日すごく新鮮な気持ちです」と話し、「ミネラルウォーターを飲んでるみたい。ミネラルウォーター飲んだ時、感動しませんでした!? 水道水との違いに。そういう新鮮さがあります」と丸山流に表現してくれた。

●タレント活動で人見知り克服! トークはいつも緊張

タレントとして常に心がけていることは、「挨拶は大きい声で。
ご飯を出してもらったら残さないで食べる。ポイ捨ては絶対しないというのも決めています」。また、「何でも当たり前に思わないように、というのが自分のモットーです」と明かし、「太陽が出るのも当たり前じゃないし、近所におじさんがいるのも当たり前じゃないし、草が生えているのも当たり前じゃないなと。すべてに感謝しようと思っています」と話した。

「当たり前に思わない」「すべてに感謝する」という意識が芽生えたのは、「生まれたときから」とのことだが、「引退してから特にそう思うようになりました。サッカーの時もチームでやっていましたが、今も共演者やスタッフさんの方たちとみんなで一つのものを作っているので、みなさんに感謝しています」と、タレントの仕事でさらに強く感じているという。

先日行われた『スペース・プレイヤーズ』公開直前イベントでは、ともに声優を務めたココリコの田中直樹やマヂカルラブリーの野田クリスタルらに「どこから声を出していましたか?」「私は肩から」などと話し、ツッコミが殺到。バラエティ番組でも丸山の珍発言にたびたび笑いが起こっているが、「とにかく自分が思ったことを言うようにしています」とのことだ。


どの仕事も楽しいという丸山だが、トークはいつも緊張するのだそう。「自分が何言ってるのか、たまにわからなくなる。サッカーは緊張しなかったですけど、こういう仕事は緊張するので、テーマから外れたことを言っちゃったりするんです。でも、MCや周りの方たちがいつも助けてくれます」

そして、「自己評価より、周りの人がどう思ったかが一番重要」と考え、収録後などはマネージャーに「話ズレてなかった?」「言ってることわかった?」などと確認しているという真面目な一面も。続けて、「日々反省していますが、褒めて伸ばしてもらうタイプで、自由奔放に飛び立ってます」とニヤリ。芸能界の先輩からも「自分らしくそのままで」と言ってもらうことが多いそうで、「だから、ありのままの自分でいられているのかな。私は私ですし。自分ができる範囲で全力で頑張ろうと思っています」と語った。


5年間のタレント活動で成長できたことを尋ねると、「もともと人見知りだったんですけど治りました」と告白。「毎日タレントの方たちに会うので。皆さん縁起がよくてオーラもあってパワースポットみたいじゃないですか(笑)。そういうのを吸い込んでいたら治りました」と話した。

●生涯タレントを目標に! 結婚1年で妊活も意識

昨年9月4日に元サッカー日本代表の本並健治氏と結婚してからまもなく1年。「早くないですか!? 本並さんとも『早いな』って話しました」とあっという間だったようで、新婚生活について尋ねると「家に帰って人がいるってすごくいいなって。いろんな気持ちをわかってくれますし、今この時に一緒にいられているのは、すごくプラスだなと思います」と幸せを感じている様子。「年齢は離れていますが困ることもないです。
演歌を聞く聞かないとかっていうのはありますけど」と笑った。

TBS『ラヴィット!』で夫婦そろって月曜レギュラーを務めるなど、夫婦共演も。「心強いです。守護神ですから。フォワードとフォワードだと同じになっちゃいますけど」と、現役時代のフォワード(丸山)とゴールキーパー(本並)というポジションのまま、いいバランスのようだ。

今回、声優初挑戦が叶った丸山。今後の目標を尋ねると、「結婚しても仕事は変わってないですし、子供を産んでからも、子供が大きくなっておばあちゃんになってからも、ずっと同じことができる人がいいかな」と、生涯タレントを目標に。「こんな楽しい世界があるんだなって思いました。
芸能界に集まっている人は、みんなめちゃくちゃいい人たちだと思います。そういう人たちと一緒にいると自分も運気が上がる感じがするので、この世界に連れてきてもらって感謝しています」。やはり芸能界は丸山にとってパワースポットのようだ。

とはいえ、芸能界も競争があり苦労も当然あるはず。そう思ったが、「苦労なんてないです」と否定。「サッカーのほうがよっぽど大変でした。私、へディングで顔面突っ込まれて、眉毛のところも鼻も曲がったんです、昔(笑)。芸能界は、削り合いとか、突っ込んできたりしないじゃないですか。本当にみんなに優しくしてもらっています」と話した。

また、「今回声優のお仕事をさせていただきましたが、まだやってないことがたくさんある。たらいが上から落ちてくるのもやってもらってないですし、ドラマのお仕事もあまりやってないですし、いろんなことに挑戦していけたら」と幅広い仕事に意欲を見せる。「子供は欲しいと(夫婦で)話しているので、もうちょっとしたら妊活しようかなと思ってます。子育てもすごく興味があるので」とママ願望も告白した。

最後に改めて『スペース・プレイヤーズ』の魅力を、「面白いだけじゃなくて、行き着くところは、やっぱ愛だなって。『愛がすべてじゃない』と言う人もいますが、やっぱり私は愛がすべてだなって思ったし、『一緒にいる時間を大事にしよう』『チームワークをもっと大事にしよう』ということも気づかせてくれる作品。本当にたくさんの人に見てもらいたいですし、人は家族や友達がいて愛情に支えられているということも改めて感じたので、両親にも早く見てもらいたいです」と魅力をアピールした。

■丸山桂里奈
1983年3月26日生まれ、東京都出身。元サッカー日本女子代表。2002年、第14回アジア競技大会の北朝鮮戦でなでしこジャパン代表デビュー。2003年、第4回FIFA女子ワールドカップ出場。2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピック出場。2011年、第6回FIFA女子ワールドカップで優勝を飾る。2012年ロンドンオリンピック準優勝。2016年に現役を引退した後、タレントとしてバラエティ番組を中心に活躍。プライベートでは、2020年9月4日に元サッカー日本代表の本並健治氏と結婚した。

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