2015年9月11日 18:32
アドビ、CCのビデオ製品に追加された新機能を「IBC 2015」で発表
アドビ システムズは、Adobe Creative Cloudのビデオ製品に追加された数々の新機能を発表した。これらは、オランダ・アムステルダムで9月11日~15日に開催される放送業界のプロフェッショナル向け展示会「IBC 2015」で披露されたのち、Creative Cloudを通じてユーザーへの提供が開始される。
今回発表された新機能には、UltraHD(UHD)のサポートや色彩技術の向上、タッチ操作のサポートといったアップデートが含まれるほか、マルチデバイス動画配信プラットフォーム「Adobe Primetime」の配信および収益化機能をHTML5ビデオにも拡大され、TV Everywhereの認証プロセスを簡単かつ効率化する有料テレビ会社向けのツールが新たに提供される。
「Premiere Pro CC」が4K/8Kの高精細映像編集に対応するフォーマットにネイティブ対応したほか、映像における色彩表現の強化、HDRワークフローのサポートなどを実現している。「After Effects CC」については、色彩の再現性や調整機能が強化され、カラーワークフローに対応するためにARRI RAW、Rec. 2020や新たなUltra HDおよびHDRのフォーマットへの対応が強化されたということだ。