2015年9月14日 11:00
働くアラサー女性が身につけたい、感情整理のコツとは?
●なめられて油断されるくらいがいい
20代で離婚後、派遣・契約社員としてさまざまな転々とし、30代で外資系のシティバンク銀行に転職。事務的な仕事を淡々と……のはずが、管理職にまで上りつめた関下昌代さん。ジェットコースターばりにアップダウンの激しい人生を送ってきた中で、見えてきた"感情整理のコツ"とは?
○失敗だらけの人生だけど
――ドラマティックなご経歴ですが、順風満帆ではなかったのですね
順風満帆どころか、失敗の引き出しなら、誰にも負けないほどたくさんあります。
――失敗が多い理由を、ご自身ではどう分析していますか?
昔から無器用で、感情のコントロールが自分でもあきれるほど下手なんです。怒りが湧いてくると我慢せずにボンッと爆発させてしまい、ものすごく叱られたり、あとから「我慢すべきだった」「根回ししておかない自分が悪いのに」と、反省したり。そうやって失敗を重ねる中で、1つずつ体当たりで学んできました。
――そうやって失敗は減ったのですか?
思うようには減りませんが、失敗を活用できるようになりました。例えば、私は外資系の銀行に勤めていながら、英語がものすごく苦手でした。
そこであるとき、「これからインドに電話をかけるけど、聞かないでくださいね!」