阿蘇山が噴火、噴火警戒レベル3に - 火口周辺約2kmは噴石に注意

気象庁は9月14日、熊本県・阿蘇山で同日9時43分に噴火が発生したと発表した。

同庁によれば、噴煙は火口上空2000mまで達したとのことで、噴火に伴って飛散する大きな噴石も確認されている。今後も同程度の噴火が発生し、噴石が火口から1km以上飛散する可能性があるという。

また、噴火を受けて、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられた。対象となる市町村は対象市町村は、熊本県阿蘇市・高森町・南阿蘇村となる。気象庁は火口から約2kmの範囲で噴石および火砕流に警戒する必要があるとしているほか、風下側では降灰および風の影響を受ける小さな噴石にも注意してほしいとしている。