Python 3.5.0登場
「Python 3.5.0」の主な特徴は次のとおり。
zipアプリケーション機能の改善
イテレータアンパックオペレータ*およびディクショナリアンパックオペレータ**の適用対象の拡大
バイトおよびバイト配列に対する%フォーマットの適用
行列乗算演算子@の導入
高速ディレクトリトラバーサル機能os.scandir()の導入
割込がかかったシステムコールのオートリトライ機能追加
Type Hintsを実現するtypingモジュールの導入
近似値であるかどうかをテストする機能の導入
仮想環境で動作しているかどうかの判定処理をWindows Pythonローンチャに追加
.PYOファイルの削除
拡張モジュールのローディング機構を改善
なお、Python 3.5.0を一般ユーザ権限でWindowsプラットフォームにインストールする場合、Cランタイムライブラリのアップデートをインストールするために後から管理者権限にエスカレーションする処理が必要とされている。