くらし情報『堂珍嘉邦、40代で感じる変化に「面白そう」俳優として経験重ねついに殺人鬼役』

2021年9月4日 12:30

堂珍嘉邦、40代で感じる変化に「面白そう」俳優として経験重ねついに殺人鬼役

悪の頂点というイメージもあり、自分の中の振れ幅としても大きく、面白そうだなと思いました。

この作品は時間軸がかなり入り乱れているんですが、ジャックとしてはとにかく場面場面でダニエルにまとわりついています。焚き付けるというか、顔の近くでずっと囁くような、しつこ〜い、ねばっこ〜い感じです(笑)

——ヒール役が増えてきたとのことで、面白さは感じられていますか?

ミュージカル『アナスタシア』、『仮面ライダー』(『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』)などでもヒールな立ち位置を演じてきましたが、ここまでのヒールに徹するのは初めての経験です。自分もこれまで主人公の敵や対になるような役を演じる方達の背中を見てきたので、どう演じていこうということは、すごく考えます。

演出の白井(晃)さんからは、今回演じるジャックはメフィストフェレスのイメージに近いというお話をいただいて。本当に悪魔みたいな要素もあり、人を悪い方向に向けさせようとする演技をするのにはエネルギーが要ります。殺人を犯しても、それが別に悪いことだと思っていない、すがすがしささえあるような... 。高揚感も必要だし、いきなりナイフで刺すかもしれないとという静かな怖さもいる。

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