Rust 1.3登場 - 一歩先行くためのドキュメントも
「Rust 1.3」の主な注目ポイントは次のとおり。
新しいDuration APIの導入
Error API、Hash API、Hasher APIの機能拡張
文字列一致アルゴリズムをより効率的なものに変更
Vec::resizeおよびRead::read_to_endを高速化するゼロパディング実装の導入
Read::read_to_endの実装をstdinおよびFileに限定することで処理速度を向上
スライスにおけるPartialEqの処理性能を大幅に高速化
「Rust 1.3」はまだ策定段階にあるとされているものの、プログラミング言語「Rust」についてまとめた新しいドキュメント「The Rustonomicon - The Dark Arts of Advanced and Unsafe Rust Programming」とともにリリースされたバージョンとしても注目される。このドキュメントはすでに「The Rust Programming Language」を読んでRustに関する基本的な知識があることを前提に、Rustの動作をより深く知ることができるといった内容になっている。