東京ゲームショウ2015 - EIZO、MSI、SteelSeriesが合同でゲーミングデバイスの新製品を多数展示
EIZOは同社初の27型ゲーミングディスプレイ「FORIS FS2735」を展示。独自ユーティリティ「G-Ignition」は2.0にバージョンアップ。クラウドサービス「G-Ignition Drive」に対応し、画面の表示設定をクラウドに保存、別のユーザーと共有することができる。さまざまなゲームでメーカー公認の表示設定や、ゲーミングチームなどによる独自の設定をユーザーに対して配布することができる。
また、対応スマートフォンと連携するアプリ「G-Ignition Mobile」にも対応し、スマホから画面設定や、スマホへの着信や通知を画面に表示することができる。
このほか、暗部や明部の認証性を高めるSmart Insight Demolitionも第3世代に進化しており、5段階の調整が可能ほか、設定をやりやすくするために画面の左右でON/OFFを同時表示する機能も備えている。
画面解像度は2,560×1,440ドットで、リフレッシュレートは144Hz。会場の説明員によると「遅延速度も限りなく0に近づける(現在調整中で正式な数値は後日公開)」ということで期待したい。
MSIは"Skylake"こと第6世代Coreプロセッサを採用したゲーミングノートPCに加えて、ゲーム開発者向けのモバイルワークステーションの新製品を展示。正式リリースは後日になるということだが、USB Type-CコネクタでUSB 3.1とMini DisplayPortに対応したSuperPort機能や、スレージにPCIe Gen3のMVNe Raid 0の採用を予定する。さらにモバイルワークステーションでは「未発表GPU」を搭載するとのことで、かなりの力作ぞろいの展示となっていた。
2015年9月に日本法人を開設したばかりのデンマークのゲーミング周辺機器メーカーSteelSeriesはキーボードやマウス等の周辺機器を幅広く展示。近日中に製品投入予定のXBOX ONE専用ヘッドセットも展示していた。