くらし情報『東京都・目白台で日本初の「春画展」- 北斎・歌麿らが手がけた有名作品も』

2015年9月23日 18:11

東京都・目白台で日本初の「春画展」- 北斎・歌麿らが手がけた有名作品も

東京都・目白台で日本初の「春画展」- 北斎・歌麿らが手がけた有名作品も
日本初の春画を主体とした展覧会「SHUNGA 春画展」が、東京都・文京区の博物館「永青文庫」にて開催されている。

イギリス・大英博物館での展示を国内で巡回するいわば里帰りのような企画展だが、本展の会場がなかなか決まらなかったというエピソードは、開催前に話題となったところ。最終的に、都内の大規模な企画展を行うエリアとは異なる場にある細川家の文化財を収蔵する博物館「永青文庫」での展示が決定した。

本レポートでは、前後期に別れている同展の前期(11月1日まで)の会場の様子をお届けしながら、その構成と見どころを紹介していく。

○春画への「導入」と貴重な肉筆画

同展の冒頭は、複数枚で構成されることもある「春画」の導入部として描かれる、愛を交わす前に登場人物が睦まじく触れあう様子をピックアップした「プロローグ」から始まる。

そして、「プロローグ」(および、同展の開催に際しての言葉)の展示される細い廊下を抜けると、大広間すべてに肉筆の春画が展示されている。絵巻物から屏風絵までと作品のサイズはさまざまながら、すべて人の手で描かれたもので構成されている。

男女の睦まじい姿のみならず、「衆道」(男性の同性愛)

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