くらし情報『BMW、「X3」のNOx排出量疑惑について声明を発表』

2015年9月25日 19:26

BMW、「X3」のNOx排出量疑惑について声明を発表

CO2削減目標達成に関するディーゼル・エンジンの重要性

世界中の政府、とりわけ欧州連合において、CO2を含む排出ガスに対して厳しい規制が設けられている。欧州における2020年目標値は、先進的なディーゼル・エンジンの積極活用と、さらなる電動化の組み合わせによってのみ達成が可能である。

現在までに欧州で達成されたCO2削減は、ディーゼル技術の利用に帰するところが大きい。ディーゼル・エンジンのCO2排出量が、同等の出力を備えるガソリン・エンジンに比べて平均的に約15~20%低く抑えられることを考えれば、ディーゼル・ドライブ・トレインなしに将来の規制強化に対応することは現実的ではない。

BMWグループは近年、エフィシェント・ダイナミクスの一環であるディーゼル技術の改良と最適化のため、多額の投資を実施してきた。BMWブランドの世界販売に占めるディーゼル車の割合は38%であり、欧州では80%、ドイツでは73%に及ぶ。米国でのシェアは6%であり、約20,000台が2014年に販売された。

2015年9月1日に施行されたユーロ6規制は、最新の自動車法制を組み合わせたもので、環境保護と消費者保護の両面で進化している。

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