2015年9月25日 21:04
海外モバイルトピックス (95) 2015年秋冬のスマートウォッチは丸形がトレンド
2015年春に発売になったApple Watch以降、スマートフォンと接続して利用できる腕時計型のウェアラブルデバイス、いわゆる「スマートウォッチ」への関心度が高まっている。スマートウォッチは数年前から発売されていたが、最近の製品は電話やソーシャルサービスの着信通知だけではなくアプリが利用できる高機能な製品も多い。スマートフォンほどまだ製品のバリエーションは多くはないものの、様々なメーカーから毎月のように新製品が発売されている。
2015年9月にドイツのベルリンで行われた家電の大型展示会であるIFA2015でも、スマートウォッチの新製品が各社のブースに並んだ。それらの製品をざっと見てみると、ある一つのことに気が付く。それは多くの製品が共通の外見を持っていることだ。
Apple Watchをはじめ、SonyやASUSなど各社のスマートウォッチは正方形または長方形のディスプレイを採用している。それに対してIFA2015で見かけた各社の新製品は、そのほとんどが丸形のディスプレイを採用していたのだ。
またそれだけではなく本体のデザインも「いかにもIT機器」あるいは「ちょっとしたデジタル製品」というイメージのものは少なく、ぱっと見ると普通の腕時計に見えるような製品ばかりだった。