2015年9月28日 11:00
スティーブ・ジョブズのアドバイスがヒントに - Salesforceの新UI「Lightning」とは?
米Salesforceが創業16年目にして、大規模な改革を進めている。「Lightning」という新しいユーザーインタフェース技術だ。2014年秋の自社イベント「Dreamforce 2014」で発表されたもので、9月18日まで米サンフランシスコで開催した今年のDreamforceでも大きなトピックとなった。なんでも、故Steve Jobes氏のアドバイスからインスピレーションを得たものだという。
Salesforceは主力製品の営業支援「Sales Cloud」を中心に、顧客サービス「Service Cloud」、マーケティング「Marketing Cloud」、分析ツール「Analytics Cloud」、コラボレーションの「Chatter」、そして今年のDreamforceで加わった「IoT Cloud」を持つ。
Amazonのように使いやすく、Webブラウザで利用できる業務アプリケーションを、創業時から目標を掲げてきたが、この間も、モバイル、ソーシャル、データサイエンスなどのトレンドに応じて適宜機能を追加してきた。Lightningでは、ユーザーが直接触れるユーザーインタフェースや体験の刷新とあって、すべての顧客に影響が及ぶことになる。