東京都・神宮前で原宿サン・アド展-体感型の展示や日本酒の試飲なども
同展は、今年創立40周年を迎える、クリエイティブエージェンシー原宿サン・アドが開催する記念展覧会。サン・アドのHonda部門が分離、独立して誕生した同社は、Hondaをはじめ様々なクライアントを担当してきており、同社によるプロモーションやブランディングの数々が展示される。
会場では、Hondaとともに歩んだ40年の歴史を、グラフィック・映像で振り返るバイオグラフィーを展示。懐かしく、かつ貴重な作品を多数見ることができる。また、特別展示としてコーポレートカラーの「青」をテーマにしたエンジンのオブジェも展示される。
また、多くの種目で同社がブランディング、プロモーションを担当するミズノからは、独自のグラフィックデザインを施したプロトタイプのシューズを展示。体から出る水分を熱に変換する独自のテクノロジー「ブレスサーモ」を、アーティスティックなビジュアルで可視化した体感型プロモーションも展示される。
東北の震災復興支援の取り組みとしての出会い以来、ブランディングを担当してきた日本酒「宮寒梅」では、原宿サン・アド40周年を記念してオリジナルの日本酒を開発。展示とともに、試飲できるスペースも用意されているということだ。
また、サン・アドのOBで、NHK「ハッチポッチステーション」などのキャラクターデザインでも知られる藤枝リュウジによる、原宿サン・アドのイメージキャラクター「ハラノラサン」も登場。会場では絵本、Tシャツなど、オリジナルグッズが展示される。
そのほか、帝京大学のブランディングをイメージした羽の造形インスタレーションの展示や、フラワーアーティスト東信とのコラボレーションポスターの展示、オリジナルプロダクトライン「コクハク」のプロトタイプ展示なども行われるということだ。