くらし情報『社長から言われたのは「日本語を勉強しろ」 - バリ観光地の働き方』

2015年9月29日 09:23

社長から言われたのは「日本語を勉強しろ」 - バリ観光地の働き方

社長から言われたのは「日本語を勉強しろ」 - バリ観光地の働き方
バリ島のウブドは、芸術家が集まることで知られる山間のエリアです。1年中、観光客の絶えないこの地域で、英語と日本語の堪能なデワ・グデ・クスマさんは、観光客相手のドライバーをしています。また同時に、故郷・タバナン県ププアンでコーヒー農園も営んでいます。妻、娘2人と住むウブド、そこから車で3時間さらに山に入った故郷を行き来する生活を20年近く続けています。

■これまでのキャリアの経緯を教えてください。

実家のタバナン県はコーヒーの産地で、私も小さい頃から家族と一緒に農園で働きました。現在は、3ヘクタール程度の土地に2800本のコーヒーを栽培しています。8月は収穫期なので、ウブドを2週間ほど留守にし、故郷に。
村の人にも手伝ってもらい、コーヒーの実をとり、家に運んで乾かし、次の収穫のために草をとったり、木を剪定したりします。豆が売れる状態になったら、ここからが焙煎業者との駆け引きになります。コーヒーの価格は年によって変動します。その年の相場を探り、高く買ってくれる焙煎業者と契約しなければなりません。そのへんは長い経験で、いい取引ができるようになりました。ただ、うちはロブスタ種しかできないので、高品質のアラビカ種ほどの値はつきませんが。

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