くらし情報『東京都・秋葉原で、宗教画と現代人の間にある"ギャップ"を描く画家の個展』

2015年9月29日 09:59

東京都・秋葉原で、宗教画と現代人の間にある"ギャップ"を描く画家の個展

東京都・秋葉原で、宗教画と現代人の間にある"ギャップ"を描く画家の個展
東京都・千代田区のアートスペース「アーツ千代田3331」内のギャラリー「Bambinart Gallery(バンビナートギャラリー)」では、武田竜真氏の個展「empty」が開催される。会期は10月31日~11月15日(月曜・火曜は休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。

同展は、独ドレスデン美術大学に在籍する若手アーティスト・武田竜真氏の個展。展示される「エンプティ・シリーズ」は宗教画を下敷きとして、ドイツの美術館で観た絵画をもとに制作、またポスターやポストカードに描かれている。その町に住み、美術館に訪れ、何度も鑑賞することで、絵画側の視点で、現在の美術館や鑑賞者からどのように位置づけられているのか、またどのように鑑賞されているのか、現代の姿が描き出されているということだ。

同氏は、「本来の役割を終え、現在は美術館の所蔵作品=芸術作品として存在する『宗教画』は、描かれている崇高なイメージとは裏腹に、観光客の前でどこか空虚感を漂わせているように感じます。
そのような鑑賞する側とされる側のあいだに発生するギャップを描き出すことで、当時とは違う、現代に生きる人々の宗教観が見出せると思います。

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