ザ・名古屋メシオールスターズ! "全部乗せ鉄板スパ"は色んな意味でおいしい
名古屋メシのひとつ、鉄板スパゲティに突然変異的な一品が登場した。名古屋市西区のイタリアンバール「ARANCIA(アランチャ)」の鉄板ナポリタンがそれ。味噌カツ、手羽先、海老フライなどをお好みでトッピングでき、いわゆる"名古屋メシ全部乗せ"がなぜかウケている。
○"イタスパ"は昭和30年代に喫茶店で誕生
鉄板スパゲティはケチャップ味のスパゲティを鉄板皿に盛り、とき玉子を流し入れた名古屋メシ。具は赤いウインナーに玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、グリーンピースが基本。昭和30年代に名古屋の喫茶店主が考案し、名古屋市内中に広まった。
盛り方や玉子を入れるのは名古屋独特だが、基本的にはいわゆるナポリタンの一種。古くからの喫茶店メニューのため近年はあまり陽が当たらない存在になっていたが、ここ数年のナポリタンブームに乗じてじわじわと人気が高まりつつある。
ただし、名古屋ではナポリタンを"イタリアン"と称するのが一般的で、鉄板スパゲティは"鉄板イタリアン"や"イタスパ"などと呼ぶ人が多い。
○鉄板スパに味噌カツや手羽先をトッピング
そんな中、ひと皿で名古屋メシを食べまくることができる何とも欲張りな鉄板スパゲティが「アランチャ」