東京都・目黒雅叙園の「百段階段」に手芸9大ジャンルの作品が一堂に集結
同イベントは、総数約1,800点ものさまざまな手芸作品が一堂に集結する"手芸の祭典"。ニット、カリグラフィー、パッチワークキルト、ペイント、手織り、レース、刺しゅう、レザークラフト、ホームソーイングといった手芸9大ジャンルの作品が、会場となっている「百段階段」の7つの部屋に展示される大型合同展となっている。頂上の間では全部門のミニ作品を展示するほか、1階回廊/プロムナードでは、目黒雅叙園の意匠テーマとしたキルトの特別公募作品展が開催されるということだ。
なお、「百段階段」は、昭和10年(1935年)に建てられた、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築。ケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下をもつことからその名で親しまれ、階段廊下の南側にはかつて晴れやかな宴が行われた7つの部屋が連なっている。平成21年(2009年)3月、東京都の指定有形文化財に指定された。