目の見えない人に"目をシェア"するプロジェクトなど10件を公開
amidusは、企業やクリエイター、そしてユーザーがプロダクトの開発を行う、商品の共同開発サービス。今回発表されたのは公募した「解決した課題」が元になっているもので、クラウドファンディングのように資金提供を主としたものではなく、プロジェクトの進行など「参加」することに重点を置いている。
視覚に障がいを持つアテンドに先導されて、暗闇の中で視覚以外の感覚を研ぎ澄ますエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(DID)など3者が主体となり、他者と身体をシェアするプロジェクト「BODY SHARING SYSTEM」や、睡眠を「明日の元気を蓄えるための行為」としてとらえる「ねむりべやプロジェクト」、商業施設や公共施設のトイレを五感を刺激する空間に変えるアイデアを考える「トイレットエンターテインメントなど10件が同サービス上で参加者や支援を募っている。中でも、「BODY SHARING SYSTEM」では、同プロジェクトの一環として現在視覚障がい者と目をシェアする「MAGIC STICK PROJECT」を進行しており、白杖にかわる「福祉機器」を開発中ということだ。
なお、すべてのプロジェクトは2016年春をめどに商品企画・コンセプトを発表、 同年内に商品化・サービス化を目指して進めていく予定。