アジアのコーヒー事情 - 高級志向の韓国、バリスタレベルの向上著しい台湾
バリスタの日本大会「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」が開催され、優勝は岩瀬由和さん(福岡県「レックコーヒー」)に決まった。岩瀬さんは世界大会「ワールド バリスタ チャンピオンシップ」への出場が約束されたわけだが、実は既に世界チャンピオンを輩出するほど、日本のバリスタのレベルは世界的に見ても高くなっている。
一方、他のアジア地域に目を向けると、韓国や台湾ではオリジナルのコーヒーチェーンが登場。若者たちが多数来店している。今回は、日本以外のアジアのコーヒーのレベルについて、島根県松江市のカフェ「CAFFE VITA」オーナーである門脇裕二さんに解説していただく。
○韓国や台湾のコーヒー事情
日本からバリスタの世界チャンピオンが出たことにより、日本だけではなく他のアジア地域でもかなりコーヒーのレベルが上がってると思います。
注目すべきは韓国。韓国のコーヒー市場はすごく発展しているように感じます。
私の店にも韓国からのお客さんが多数来店するのですが、そこでの情報によると、スペシャルティーコーヒーを使った店が韓国でも急激に増えているようですね。
しかし、日本と大きく違うのがそういった店でのコーヒーの価格。