NTTコム、企業向けDDoS対策サービスをリニューアル-緩和機能などを拡充
同サービスは同社の法人向けインターネット接続サービス「スーパーOCN イーサアクセス」および「OCNハウジング用接続サービス」の利用者を対象に、DDoS攻撃の検知、緩和、パケットフィルタリングからリアルタイムレポートまでを一元的に提供するサービス。今回、社会的にDDoS対策の重要性が高まっていることを踏まえ、ニーズに合わせた2つのメニューを提供するとともに料金も刷新し、リニューアルした。
刷新したサービスでは独自開発のトラフィック解析ツールを活用した完全自動のDDoS攻撃緩和機能およびリアルタイムレポートを提供するほか、特定のIPアドレスとの通信などを遮断するパケットフィルタリング機能を追加。特に緩和機能とパケットフィルタリング機能の拡充が挙げられる。
緩和機能はDDoS防御装置とトラフィック解析ツールを連動させることで、DDoS攻撃の監視・検知から防御発動までを完全自動化。これにより、顧客のDDoS攻撃対策のフルアウトソース化を実現している。
一方、パケットフィルタリング機能はトラフィック解析ツールとの連動により、従来のDDoS攻撃の検知/防御履歴に加え、トラフィックフローに基づいた統計情報をリアルタイムに確認できる。レポートは、使いやすいユーザインタフェースの専用Webサイトから、いつでも閲覧が可能となっている。