くらし情報『8月の"実質賃金"、2カ月連続プラス--伸び率は縮小、0.2%増』

2015年10月5日 15:38

8月の"実質賃金"、2カ月連続プラス--伸び率は縮小、0.2%増

8月の"実質賃金"、2カ月連続プラス--伸び率は縮小、0.2%増
厚生労働省は5日、2015年8月の毎月勤労統計調査(速報、事務所規模5人以上)を発表した。それによると、現金給与総額に物価変動の影響を加味した実質賃金指数は前年同月比0.2%増となり、2カ月連続で前年を上回った。伸び率は前月(0.5%増)より0.3ポイント縮小した。

○現金給与総額は27万2,382円

現金給与総額(1人平均)は同0.5%増の27万2,382円。所定内給与は同0.5%増の23万9,714円、所定外給与は同1.5%増の1万9,090円で、所定内給与と所定外給与を合わせた「きまって支給する給与」は同0.6%増の25万8,804円となった。

ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は同0.6%増の1万3,578円となった。

現金給与総額を就業形態別に見ると、一般労働者は同0.5%増の34万7,541円、パートタイム労働者は同1.0%増の9万7,231円となった。

総実労働時間は同0.5%増の141.8時間。
このうち所定内労働時間は同0.5%増の131.4時間、所定外労働時間は同0.8%減の10.4時間となった。また、製造業の所定外労働時間は同2.0%増の15.3時間で、季節調整値では前月比0.5%増加した。

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