多部未華子の心が73歳!? 倍賞美津子と二人一役「初めてのことがたくさん」
主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが「歌手になる」という夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。
若返ったカツあらため節子を演じる多部は、「おばあちゃん…バンド…ボーカル…初めてのことがたくさんあります」としながらも、「コメディなのでとにかく楽しく、愉快に面白く演じられればいいなと思います」と意欲的。「水田(伸生)監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、はじめから安心感でいっぱい」と数々の初となる演技を前にも落ち着きを見せ、「話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら…と思っています」と意気込んでいる。
一方の倍賞は、「多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います」とアピール。
「カツのように、この年になったら『ああ、やり直せればよかったのに』と思う失敗はたくさんあるものです」と自身を重ね合わせ、「年配の方々にとっても『私たちにもこういう経験があったなぁ』と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います」と感慨深げに語った。
『謝罪の王様』(2013年)や『舞妓Haaaan!!!』(2007年)を手がけてきた水田監督は本作でメガホンを取りながら、「憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラあふれる芝居に、そして多部未華子さんのかわいくも切れ味抜群の芝居に、毎日しびれまくっています」と興奮気味。9月末にクランクインしており、11月初頭にクランクアップを予定している。
本作は、韓国で2014年1月に公開(日本での公開は同年7月)され、約865万人を動員し、興行収入約627億ウォン(約62億7,000万円)を記録した映画『怪しい彼女』が原作。2015年1月には中国で、『20歳よ、もう一度』のタイトルでリメイク版が上映(日本での公開は同年6月)され、こちらも約1,160万人を動員、興収は約3億6,500万人民元(約70億円)を突破した。
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