2021年10月9日 18:15
ハリウッドデビューの栗原類、ニコラス・ケイジは「気さくで話しやすいお兄さん」
園子温監督のハリウッドデビュー作でニコラス・ケイジ主演の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内の劇場で行われ、園監督、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇した。
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『新宿スワン』などを世に送り出してきた鬼才・園子温。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活し、ハリウッドデビューを果たした。本作はサムライタウンを舞台に、ニコラス演じる悪名高き銀行強盗ヒーローが、世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モースリー)の魔の手から逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すために奮闘するストーリーが展開される。
「15年以上前からハリウッドで映画を撮りたくて何度もオーディションに行っていた」という園監督は、念願のハリウッドデビューに「感無量。すごいうれしいです」と喜び。「2年前に心筋梗塞で倒れる前、この映画がメキシコ舞台の西部劇になるはずだった。倒れてからニコラスが心配してくれて『日本で撮影をしよう』と提案されて、こうなった。
そこから180度、映画が変わった。心筋梗塞のせいでというよりは、心筋梗塞のおかげでこんな奇妙な映画が作られた。