2015年10月8日 19:15
千葉興業銀行、卓上型聴こえ支援機器「COMUOON(コミューン)」を全店に設置
千葉興業銀行は6日、「社会貢献活動への取組み」の実践として、高齢者・障がい者に優しい店頭受け入れ態勢を充実させるために、卓上型聴こえ支援機器「COMUOON(コミューン)」(以下、コミューン)(※)を、2016年3月までに全店舗へ設置すると発表した。
(※)卓上型聴こえ支援機器「コミューン」は、ユニバーサル・サウンドデザインが開発した卓上型の聴こえ支援機器で、話し手と聴き手の双方に大声で会話をするストレスを与えず、気持ちの良いコミュニケーションが可能になり、様々なシーンで活躍の場を広げている。
○高齢者などの聞き漏れ防止に役立てる
2016年4月に施行予定の「障害者差別解消法」は、「障がい」を持つ人に対する差別や制限を禁止し、平等な機会を確保するため、障がいの状態を考慮したサービスの提供を民間企業の努力義務としている。
同行によると、「金融商品などの相談業務などを行うローカウンターに『コミューン』を設置し、顧客とのスムーズなコミュニケーションおよび高齢者などの聞き漏れ防止に役立ていく」としている。
なお、「コミューン」の全店設置については、全国の金融機関で初の取組みとなるという。