くらし情報『オーディオテクニカ発表会でハイレゾ・アナログ聴き比べ - 20代筆者の軍配はどちらに!?』

2015年10月9日 16:44

オーディオテクニカ発表会でハイレゾ・アナログ聴き比べ - 20代筆者の軍配はどちらに!?

オーディオテクニカ発表会でハイレゾ・アナログ聴き比べ - 20代筆者の軍配はどちらに!?
オーディオテクニカは10月8日、都内で新製品発表会「audio-techinica experience」を開催した。発表会では19製品を初公開したほか、試聴ブースを開放。試聴ブースには、ハイレゾ音源とアナログレコード音源を聞き比べるコーナーが用意されていた。

ともに音楽ファンを惹きつける高品位パッケージでありながら、立ち位置としては真逆にある両者。どちらもリスニングシステムを整える手間と費用がかかることもあり、実現はなかなか難しいものだ。20代の筆者も実際に聴き比べてみたが、「どちらも良い」というのが正直な感想である。ただし音の性質はまったく異なるので、ここは好みが分かれるところなのではないだろうか。

アナログレコードの音源は、なにより温かみがある。
ヘッドホンで聴くと音が割れるようなノイズも多少感じるが、それも「味」という言葉で噛み締められるような深みがある。音が全体を通して閉鎖的で、スピード感はあまりない……と表現すると悪いもののようだが、低域が体の奥にしみ、高域が小節単位でしばらく耳に残るところに余裕とぬくもりを感じる。特に、アコースティックギターの音には、弦を弾く手が見えるかのような臨場感があった。

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