2021年10月13日 07:00
なかやまきんに君、“筋肉芸人”一筋21年「死ぬまで続けたい」 筋肉至上主義で唯一無二の存在に
●芸風を確立「不安はないけれど安心もしていない」
2000年にピン芸人としてデビュー以来、筋肉芸人という新たなジャンルを切り開いてきたなかやまきんに君。現在は、お笑い芸人として活躍するかたわら、登録者数130万人を超えるYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」や、ボディビルの大会に参加するなど、お笑いと筋肉を融合させた唯一無二の存在として活躍している。そんなきんに君が、21年という芸能生活を振り返った。
高校生のとき筋トレを始めたというきんに君。そのきっかけは「格好いい体になりたかったから」という単純な動機だったようだが、思い返せば、子どものころから人間の体や健康に関して興味があり、食べものの裏側に記載されている成分表などをチェックするような小学生だったという。
しかし、実際筋トレを始めると、その奥の深さに魅了されていった。「最初はただ筋肉を大きくしたいところからスタートしたのですが、筋肉の付き方を考えると解剖学の分野になるし、栄養のことも学ぶ必要がある。さらに睡眠や自律神経など……深く真剣に向き合うと、いろいろなものに通じていくんです」。
一方で吉本興業が主催するNSC大阪の22期生を卒業。