くらし情報『2015年Q2はインシデント数減少も、サイト改ざん続く - JPCERT/CC』

2015年10月12日 09:30

2015年Q2はインシデント数減少も、サイト改ざん続く - JPCERT/CC

2015年Q2はインシデント数減少も、サイト改ざん続く - JPCERT/CC
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月8日、2015年度第2四半期2015年7月1日~9月30日]に受け付けたインシデント報告の統計および事例をまとめた「[インシデント報告対応レポート」を公開した。

この四半期に寄せられたインシデント報告対応レポートの報告件数は4128件。このうち、JPCERT/CCが国内外の関連するサイトとの調整を行った件数は2058件だった。前四半期と比較して、総報告件数は20%減少し、調整件数は21%減少。また、前年同期と比較すると、総報告数で11%減少し、調整件数は3%減少している。

四半期に発生したインシデントにおける各カテゴリの割合では、スキャンに分類される、システムの弱点を探索するインシデントは53.0%、Webサイト改ざんに分類されるインシデントは15.8%を占めている。また、フィッシングサイトに分類されるインシデントは13.9%だった。

JPCERT/CCが報告を受領したフィッシングサイト全体では、金融機関のサイトを装ったものが53.8%、Eコマースサイトを装ったものが8.7%で、装われたブランドは、国内、海外ブランドともに金融機関が最も多数を占めた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.