たいていの猫カフェにある"アレ"を、うちの猫にも使ってもらった!!
様々な猫カフェで散々浮気をしてきた経験があるのだが、かなりの確率でどこの猫カフェでも見かける猫ベッドがこちらだ。
○ねころん到着
この「ねころん」、お値段が高く一年以上値段の推移をECサイトなどで見張っていたのだが、一万円を切ることがなかった。
ところが、遂に奇跡が起きる。今現在、お値段が一万円を切っているのだ。10月14日時点でのアマゾンでのお値段は何と39%オフの7,956円(送料・税込み)。
遂にこの日がやってきたかと注文ボタンをポチリ。数日で憧れのねころんが自宅へと届いた。
重さは1.5キロ。奥行き32cm・幅55cm・高さ33cmの大きさのベッドだ。
○早速見せてみる
さてさてねころんをパシャパシャと撮影していると、早速うちのチビ猫がやってきた。とにかく飼い主が撮影しているモノの匂いを嗅ぎたがるのだ。
「どうぞどうぞ」と入室を促すと上半身を中に入れ……。
何故かすぐに立ち去ってしまうのだった。
○兄猫、登場
さてここで真打登場だ。兄猫が大きな体をゆっさゆっさと揺らしてやってきた。
何ということだろう。大事な所がまる見えである。仕方なく一旦シャッターを切るのを止めることにする。
さて、いい感じに入室して内部でターンしたうちの猫。大事な所も見えなくなったので撮影再開だ。何やらこの体勢のまま中の匂いをクンクンと嗅いでいる。
「ねころん」という商品名にあやかって、中で"ねころん"でほしかったのだが、何故かこの体勢のまま頑なに動こうとしない。ベッドなので、中で眠ってほしかったのだが……。
どうやら隠れ蓑として使用したいようだ。
○5分後……
5分もの間、中で微動だにしなかったうちの猫。ご満悦の表情を浮かべていたが……。
「オヤツの時間になった」。腹時計がそう知らせたのだろう。自主的に中から出てきたのだった。
本当は、オヤツの時間はあと30分後なのだが……。オヤツが入っている戸棚の前でじっと待っている姿を見て、今日のオヤツタイムを少し早めることにしたのだった。
○チビ猫、入室完了
さて、兄猫のオヤツタイムを済ませたのは良いものの、うちのチビ猫がやってこなかった。どこにいるのだろうと探してみると……。
……!! さっきはすぐに退出してしまったチビ猫が何とまったり中に入っているではないか。ご満悦の表情で中でくつろいでいる。
しかし兄猫同様、中で寝転んでくれることはなく、同じ体勢で微動だにしない。数分もの間、見張っていたが、じっとこの体勢のままくつろいでいただけだった。
○兄猫、再チャレンジ
オヤツタイムが終わって戻ってきた兄猫。またもや中に入ってくれたので、どうやら気に入ってはくれているようだ。
しかし……。
中のカーペットに顔をつっこんでスーハースーハーしたまま動かない。新品なので特にこれといった匂いはないハズだが……。不思議な行動を見せたのだった。
○まとめ
本当に不思議なことに、ねころんそのものは猫達に大人気だったのだが、何故かベッドとして使用し、中で眠ることはなかった。
遊び疲れてちょっと休みたい時、宅配便のお兄さんが来て隠れたい時、いつもより高いオヤツをもらって誰にも邪魔されず食べたい時などなど……。ベッドと言うよりもむしろ秘密基地として猫に愛用されたのだった。
<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。
猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。