認証局発行の正規のSSL証明書もフィッシング詐欺で悪用のおそれ
しかし、正規のSSL証明書が必ずしも安全ということではないようだ。インターネットサービス企業であるNetcraftは10月12日(英国時間)、「Certificate authorities issue SSL certificates to fraudsters|Netcraft」において、正規の認証局から不正サイトの作成者に対して正規のSSL証明書が発行されている実状を伝えた。1カ月で数百に及ぶSSL証明書が不正利用目的のサイトに対して発行されており、フィッシングサイトの運用に悪用されていると説明されている。
2015年8月時点で、偽のドメイン名を使ったフィッシング詐欺に悪用されたSSL証明書の40%がCloudFlareの提供する無償の「Universal SSL」だったことにも言及されている。こうしたサービスがフィッシング詐欺におけるSSL証明書として利用されており、注意が必要。「身に覚えのないメールのリンクを安易にクリックしない」「いつも使用しているサイトはリンクではなくブックマークなど信頼できるソースからアクセスする」といった対応を取ることが望まれる。