くらし情報『Intersil、ドローンの衝突防止に最適な測距センサICを発表』

2015年10月14日 15:50

Intersil、ドローンの衝突防止に最適な測距センサICを発表

Intersil、ドローンの衝突防止に最適な測距センサICを発表
米国の中堅半導体メーカーIntersilは10月13日(米国時間)、近接距離(2m以内)測距のための飛行時間(Time of Flight:ToF)型センサIC「ISL29501」を発表した(図1,2)。

同製品の開発を担当した同社Mobile Power Products担当シニア・バイス・プレジデントのAndrew Cowell氏(図3)によれば「(1)暗闇から2万ルックスまで使用可能で、事実上環境光の影響を受けず、(2)小型(4mm×5mm×1mm)で、(3)低消費電力(20mW)であることを3大特徴としており、今話題のドローンやロボット掃除機、コンシューマ・モバイルデバイス、小型低消費電力が必須のIoT端末向けとして最適である」とする。

「従来の競合製品は暗闇や2000lux以上の明るい環境では測定しにくかったり、対象物にたいして垂直に投光しないと測距できないなどの欠点があった」と同氏は語るが、同センサはTOF方式の中でも位相差法を用い、投光パルスを高速で点滅させ(変調周波数4.5MHz)、反射光の位相遅れの程度を計測し、オンチップDSPで距離に換算して距離測定を行うことで、そうした課題を解決した。

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