2015年10月14日 17:22
パロアルト、脅威インテリジェンス「AutoFocus」とSaaSを守る「Aperture」
パロアルトネットワークスは10月13日、サイバー脅威インテリジェンスサービス「AutoFocus」およびSaaSアプリケーションの安全性を高めるためクラウドベースのセキュリティサービス「Aperture」の提供を開始すると発表した。
AutoFocusは、世界中から集められたサイバー脅威情報の相関データを組織に提供する。セキュリティ担当者は、相関データを基にして日常的なサイバー攻撃への防御、万一、攻撃を受けた場合の対応などの実用的なセキュリティ情報を把握できるようになる。
相関データは、全世界で7,000社以上が導入する脅威インテリジェンスクラウド「WildFire」の情報、パロアルトネットワークスの脅威リサーチチームの調査結果、Autofocusを利用するユーザーからの情報をベースに構成されている。
相関データを有効的に使うために、脅威情報の優先度を示す機能を搭載する。脅威インテリジェンスを元にした統計分析、脅威リサーチチーム「Unit 42」による人知に基づいた情報、顧客ネットワークでタグ付けされたインディケーター、AutoFocusを活用しているサイバーセキュリティ専門家のグローバルコミュニティからの情報に基づき、優先度を提供する。