東京都・銀座で資生堂による「美の大実験室 展」- "ガムの茶道"などを展示
同展は「さわる」、 「ふれる」といった「感触」をテーマにしたインスタレーションや映像、 体験型の作品を含む20点以上の作品が展示するもの。 出展作品は、 資生堂リサーチセンターの研究員ら社員が、クリエイティブディレクター・藤原大氏(藤原大デザイン事務所)による監修のもと、 教育機関、 企業など30を超える異業種と共同で制作した。
展示作品には、繊細な紙の容器に入ったガムをの形や色を眺め、 香りを嗅ぎ、 噛むという「茶道」に通じる一連の行為を作品とした「ガム茶道」、ファンデーションに使われる非常に軽い粉「中空パウダー」の動きを体感するインスタレーション「パウダー ワールド」などがある。
なお、この展覧会は同社が 2018年末に新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を 横浜・みなとみらい21地区に設立することに向け、新たな研究開発の第一歩を示す目的で実施されたもの。サイエンスの知見とデザインが出会う(LINKする)ことで、感触を視覚化することに挑戦している。