くらし情報『三菱電機、形彫放電加工機「EA8PS」を発売 - 加工速度が40%向上』

2015年10月16日 16:34

三菱電機、形彫放電加工機「EA8PS」を発売 - 加工速度が40%向上

三菱電機、形彫放電加工機「EA8PS」を発売 - 加工速度が40%向上
三菱電機は10月16日、形彫放電加工機「EA8PS」を10月21に発売すると発表した。

同製品は独自の適応制御「IDPM」を搭載し、グラファイト電極加工だけでなく、銅電極加工にも適用できる。また、ジャンプ制御機能「SS JUMP」により、毎分25mの高速移動を1.6Gの硬化速度で実現したことにより、加工速度が最大40%向上した。

また、新開発の微細仕上電源「FP-PS電源」を搭載し、面あらさは最小Ra(算術平均あらさ)0.05μm(NP2回路使用時)を実現。さらに光沢仕上げ機能「LLTX」より金型の磨き作業の削減と離型性を向上したほか、最大で毎分4.5g(グラファイト電極・鋼材加工)の高速荒加工が可能となっている。

さらに、同社の独自技術「サーマルバスター」を標準で搭載し、環境温度変化の「見える化モニター」によって環境温度を可視化するとともに、高精度加工への障壁となる熱変異を最小限に抑制する。加えて、同社のNC制御機器により独自のサーボ制御技術と高精度駆動部品を搭載することで±3μmのピッチ加工精度を保証している。

価格は1600万円(税抜き)で、2016年度で100台の販売を目標としている。

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