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音展2015 - Dolby AtmosとDTS:Xの体験コーナーで音のシャワーを浴びよう

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音展2015 - Dolby AtmosとDTS:Xの体験コーナーで音のシャワーを浴びよう
●最新ホームシアターサウンドを聴き比べ
10月16日~18日の期間、東京都・青海で「オーディオ・ホームシアター展2015 (音展)」が開催されている。ここでは、ホームシアター関連で注目の展示を紹介していく。

○最新ホームシアターサウンドを聴き比べ

会場のTIME 24ビル、203ルームではDolby Atmosを中心としたホームシアターの体験デモが行われている。なかでも、デノンのフラッグシップAVアンプ「AVR-X7200WA」と7.2.4ch構成のスピーカーを使用したデモは必聴の価値あり。立体的に音源が動く、Dolby Atmosサウンドを体験できる。

AVR-X7200Wのコーナーでは、さらにDTS:Xのデモも実施。現時点ではまだDTS:Xに対応するファームウェアを公開しておらず、急遽作成したパイロット版で鳴らしているという。

Dolby AtmosとDTS:Xはともにトップスピーカーを使用して立体的なサウンドを実現するオブジェクトオーディオ技術だが、Dolby Atmosがスピーカーの位置をある程度指定しているのに対して、DTS:Xにはその制約がなく、設置の際の自由度が高いという。
多くのスピーカーを配置する必要があるマルチチャンネル再生では、この点は非常に大きく、今後の普及が見込まれる。

そのほか203ルームでは、マランツ「SR7010」、パイオニア「SC-LX89」、ヤマハ「RX-A4050」、オンキヨー「TX-NR3030」のデモも行われている。フロアスピーカー上など低い場所に設置して天井に音を反射させる「イネーブルドスピーカー」を使ったDolby Atmosサウンドも試聴できる。

●Blu-ray Disc AudioやUltra HD Blu-rayも
2Fの206ルームでは、Blu-ray Disc Audioが紹介されている。Blu-ray Disc Audioでは、96kHz/24bitまたは192kHz/24bitの音源を普通のBDプレーヤーから、ハイレゾ対応アンプなどにデジタル出力できる。206ルームでは実際に、OPPOの「BDP-105D JAPAN LIMITED」によるBlu-ray Disc Audio再生を体験できる。

3Fの北4ルームのパナソニックのブースでは、11月に発売するUltra HD Blu-ray対応レコーダー「DMR-UBZ1」を展示。Ultra HD Blu-rayのHDR映像とSDR映像との画質比較を行っている。
こちらも自分の目で確認しておきたいところだ。

また、3Fの北2ルームでは、NHKによるスーパーハイビジョンの22.2chサウンドを体験できる。こちらもあわせてチェックしておきたいところだ。

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