くらし情報『アナログ半導体の世界にも再編の波? - ADIとMaximが合併交渉中と米紙報道』

2015年10月17日 11:00

アナログ半導体の世界にも再編の波? - ADIとMaximが合併交渉中と米紙報道

アナログ半導体の世界にも再編の波? - ADIとMaximが合併交渉中と米紙報道
Analog Devices(ADI)とMaxim Integratedが合併に向けて話し合いを行っていると、シリコンバレーの日刊紙「San Jose Mercury News」が2015年10月15日(米国時間)付けのビジネス面で大見出しで伝えた。匿名の関係者の談として米国経済ニュース「Bloomberg News」が配信したもので、Maximが銀行と今後の企業戦略について打ち合わせる最中に、ADIからMaximへのアプローチが明らかになったと関係者は明かした。現在、両社は話し合いの最中なので、合併に至るかどうかは不明としている。

いずれの企業も年間売上20億ドル台のアナログICベンダである。ADIはAD/DAコンバータやアンプ、RF IC、MEMSデバイスなどに強みを持ち、売り上げの半分は産業用である。一方のMaximは、コンシューマやモバイル・コンピューティング向けアナログ・デバイスを得意としている。両社が合併すれば、お互いに補完し合ってアナログ半導体の総合企業としてシナジー効果を発揮できるだろう。

米国では、Texas Instruments(TI)が2011年にNational Semiconductor(NS)

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