2015年10月19日 11:30
プレゼン資料作成に役立つ! PowerPoint必須テクニック (23) アニメーションによるユニークな演出方法
今週は、1つの要素に複数のアニメーションを指定する方法を紹介する。また、アニメーション機能を応用して、「シールめくり」のような演出を行ったり、グレースケール画像をカラー画像に変化させたりする方法も紹介する。工夫次第でユニークな演出を行えるので、各自でもいろいろと研究してみるとよいだろう。
○アニメーションの追加
すでにアニメーションが指定されている要素(段落)に対して、別のアニメーションを追加することも可能だ。今回も、4つの段落にそれぞれアニメーションを指定した場合を例に話を進めていこう(詳しくは前々回の連載を参照)。
まずは、アニメーションを追加する要素(段落)を選択する。
この状態で普通にアニメーションを指定すると、「現在のアニメーション」が「新しく指定したアニメーション」に置き換えられてしまう。アニメーションを置き換えるのではなく、新たにアニメーションを追加する場合は、「アニメーションの追加」からアニメーション効果を選択する必要がある。
すると、アニメーションを示すアイコンが以下の図のように表示される。「1」の下にアイコンが重なって表示されるため状況を把握しにくいかもしれないが、このスライドには「1」