OpenBSD 5.8登場、sudo(8)からdoas(1)へ変更
「OpenBSD 5.8」の主な新機能や変更点は次のとおり。
新しいドライバの追加と既存ドライバのサポート向上
ネットワークスタックの改善
インストーラの改善
ユーザランドネットワーク機能の改善
セキュリティ関連機能の向上
OpenBSD httpd(8)バグ修正と新機能追加
OpenSSH 7.0導入、OpenSMTPD 5.4.4導入
ユーザランドのsudo(8)をdoas(1)へ置き換え
doas(1)はOpenBSD 5.8から新しく導入されるコマンド。設定は/etc/doas.confに記述するようになっている。sudo(8)をルート権限のシェルを得るためのみに使っているようなケースではdoas(1)をその代替として使用できる。sudo(8)はベースのユーザランドからは削除されるがパッケージ経由でインストールできる。
コマンドごとのより細かい制御が必要な場合にはsudo(1)を使うことになる。