2015年10月19日 20:19
Project X-Rayで見せたHoloLensの可能性 - 阿久津良和のWindows Weekly Report
米Microsoftが現地10月6日に開催した発表会では、SurfaceやLumia新製品のほか、Microsoft HoloLensなどの新デバイスについての情報もアップデートされた。
HoloLensについてこれまで、発売時期などを明確にしてこなかったMicrosoftだが、今回の発表会ではHoloLensの「Development Edition」の予約受け付けを開始し、2016年第1四半期に3,000ドルで発売することを明らかにした。ソフトウェア開発者向けのHoloLensとなるため、まだまだ実用レベルではないものの、Apple WatchやOculus Riftなどウェアラブルデバイスが我々のIT生活を一変させることは明らかである。
今回の発表会では、HoloLensを実際に使ったデモンストレーションとして、拡張現実ゲーム「Project X-Ray」と名付けたガンシューティングゲームを披露した。HoloLensをかけたMicrosoft社員の手にはハンドガンが現れ、壁からわき出てくるSF風のロボットを撃ち落とすというシンプルなVRゲームである。
残念ながらデモンストレーションでは、HoloLensをかけたプレイヤー視点は紹介されなかったものの、その没入感はスマートフォンや据え置き型のゲームとは比べものにならないだろう。