吉田山田、お寺でアコースティックライブ「気持ちよく歌うことができた!」
本作は、「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたって連載された白川密成の実体験を綴った人気エッセイを、本作で長編映画初監督となる真壁幸紀が映画化。24歳で書店の店員から住職に転職した白方光円(伊藤淳史)の日常を描く。
住職が主人公の物語ということで、この日は高野山東京別院での試写会を実施。試写会前には本作の主題歌「Today,Tonight」を歌った吉田山田によるアコースティックライブを行い、吉田結威は「いつもとは全然空気感が違って神聖な場所でしたが、本番は緊張せずに歌うことができました」と胸をなでおろせば、山田義孝も「ここで歌うことによってお寺全体が楽器のような感じで、すごく気持ちよく歌うことができました」と感想を。本作の脚本を読んでから書き下ろしたという主題歌「Today,Tonight」について吉田は「住職の方も1人の人間として悩みや不安を抱えながら、周囲の方々からのサポートを受けて成長していきます。僕はそこに刺激を受け、自分も不安や悩みを抱えたりするので、そのことを歌に込めて作りました」と本作の影響を受けたと明かしつつ、「この映画のお陰で『Today,Tonight』ができ、自分たちにとって大切な1曲になりました。
メッセージのある作品なので、見終わった後に『Today,Tonight』が流れた時、また違った感じで歌が聴こえてくると思います。そこに注目して欲しいですね」とアピールした。
また、一足先に見たという本作の感想として吉田が「出てきた色んな言葉がとても印象に残りました」と語れば、山田も「冒頭会話もなくお堂の雰囲気が流れるんですけど、それは日本人だけでなく世界の人が見ても楽しめる雰囲気だと思います。本当に素晴らしい作品だと思いました」と賞賛していた。映画『ボクは坊さん。』は。10月24日より全国公開(四国エリアは10月17日より先行公開)。