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小さい子どもがいるからこそテラスでバーベキュー - コヤマタカヒロのパパ家電

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小さい子どもがいるからこそテラスでバーベキュー - コヤマタカヒロのパパ家電
●「LOGOS BBQエレグリル」で煙クレーム回避
秋の楽しみのひとつと言えば、涼しくなってきた空気を感じながら、熱々の肉を焼き、ビールで流し込む、そうバーベキューだ。とはいえ、小さな子どものいる家庭にとってバーベキューは非常にハードルが高い。子どもを連れて、バーベキュー場に材料と道具を持って行くと考えただけで、すでに非現実的だ。さらに火の番をして、肉を焼く担当と、子どもの面倒を見る担当……と、担当分けをした瞬間、だれも食べられなくなる。

そこでおすすめしたいのが、自宅バーベキューだ。しかも、庭がなくても楽しめる、「テラスバーベキュー」を実践してみたい。

テラスなら、いちいち荷物を運ぶ必要がなく、子どもたちも変にテンションが上がることがない。また、普段通りのおもちゃで遊ばせたり、テレビ番組を見せられるので、大人は十分にバーベキューを満喫できるのだ。


欠点はひとつ。それが煙だ。マンションはもちろんのこと、戸建てだとしても、モクモクと煙を出していては近隣からクレームがくることは請け合いだ。バーベキューで大量の煙が出る最大の原因は炭と脂。焼いた肉から脂が炭に落ち、それが大量の煙となる。肉にはその煙がつくことで、わずかに燻され、炭火焼きならではの風味がつく。

しかし、炭で焼かなければバーベキューではない、という訳でもない。そこでテラスバーベキューにおすすめなのが、家庭用コンセントの電源で駆動するバーベキューマシンだ。


○「LOGOS BBQエレグリル」で煙クレーム回避

ロゴスの「LOGOS BBQエレグリル」はまさにそれに合致する製品。スタンドと焼き台などが一体化しており、使っていない時はコンパクトに折りたたむことが可能。炭火を使うバーベキューコンロなどと違って、煙は圧倒的に少なく、さらに後片付けも楽。家庭でバーベキューをやったときに一番困る、使用済みの炭の扱いで悩むこともない。

早速、「LOGOS BBQエレグリル」を使ってみた。筆者宅のテラスは幅90cmの非常に狭い、まさに洗濯物を干すだけのためにあるタイプ。決して、バーベキューができるような広いテラスではない。しかし、LOGOS BBQエレグリルは奥行き56.5cmとコンパクトなため、そんな狭いテラスにも問題なく置けるのだ。
とはいえ、この環境では一般的なバーベキューのように、コンロの周りを囲んで食べることはできない。そこで、焼き担当の筆者以外の家族や参加者はすべてリビングで食べてもらうことにした。

しかし、結果としてこれがよかった。小さなこどものいる環境でのバーベキューでは火のそばに子どもが近づくリスクがある。しかし、焼き場と、食べる場所をハッキリ分けることで、子どもがやけどをするリスクを減らせるのだ。

今回は、LOGOS BBQエレグリルを設置した後、1時間ぐらい電源を入れずに放置し、子どもたちにひたすらそのそばで遊ばせておいた。そして、子どもたちが満足した後に電源を入れる。そうすれば、加熱したあとで近づかないよう言うだけで、素直に言うことを聞いてくれた。
公園やキャンプ場などでのバーベキューでは信じられない状況だ。

LOGOS BBQエレグリルは言わば、バーベキュープレートを装着したホットプレートだ。肉や魚、野菜などを網の上にどんどん置いていくだけで次々と焼けていく。網の4分の1ほどのスペースがフラットになっているのも使いやすい。さすがに焼きそばなどはできないが、チーズなどはこの部分で焼くことで、網からこぼれることもない。

テラスバーベキューではさまざまな食材を焼いた。牛肉は脂身が少ない部位を選ぶと煙が出にくいようだ。逆に脂が多い豚バラ肉は煙が出やすい。
その点から言うと、脂が出ない海鮮類はテラスバーベキュー向きの食材だといえる。

子どもたちに人気だったのがジャガイモチーズだ。これは普段から、電子レンジで作っているメニューだが、せっかくのバーベキューなので、ボイルしたあとに焼きを入れて、さらにアルミホイルに入れて溶かしたカマンベールチーズを付けてあげると、大喜びだった。

また、子どもたちの大好物ソーセージもやはり大人気。3人娘でソーセージ一袋をぺろりと食べてしまった。上の娘は普段それほどソーセージを食べないのだが、やはりテラスで焼いているという雰囲気が楽しいようだ。

●やっぱり炭で焼きたい派には「ロータスグリル」
○やっぱり炭で焼きたい派には「ロータスグリル」

しかし、せっかくバーベキューをするのなら、やはり炭火にはこだわりたいという方もいるだろう。そんな方におすすめなのが、ハーフェレジャパンの「ロータスグリル」だ。
炭を使って食材を焼くグリルだが、これがテラスバーベキューに最適なのだ。ロータスグリルは炭火を使用するが、炭の真上に当たる部分は網ではなく、波打った鉄板となっている。このため、食材からでた脂が直接炭に落ちないようになっているのだ。この構造により、調理時に出る煙を大幅に削減している。

しかも、本体底部に電池で駆動するファンがセットされており、ダイヤルを回すだけで炭に空気を送ることができる。火が弱まったときに、いちいち、うちわで仰ぐ必要もないのだ。

実際にロータスグリルを使ってみた。炭を本体中央のチャコールコンテナに入れる。
着火プレートに着火剤を塗り、火を付けて、その上にコンテナをセット。ファンを回すことで素早く炭火に火が点いた。ロータスグリル用に開発された専用のブナの木炭は、一片一片が小さいため、火の点きもよく、さらに燃焼したあとの処理もしやすかった。

炭にしっかりと火が点いたら、網をセット。食材を並べていく。通常の炭火バーベキューでは、定期的に炭の位置を移動したり、火加減を調整するといった手間が掛かるが、ロータスグリルではそういった手間が掛からないのが魅力だ。火加減はダイヤルを回して、ファンの風量で調整でき、チャコールコンテナからの熱がインナーボールで反射して、網全体に広がるため、焼きの調整もしやすかった。

脂の多い豚肉などを焼いたときは、若干ではあるが煙も発生。完全無煙とはいえなかったが、テラスで使う分には全く問題のないレベルだった。脂の多い、牛肉や豚肉もなどもしっかりと焼けた。

使用後はファンを止めて炭を冷ましていく。チャコールコンテナを取り外して、炭を安全に処理する必要はあるが、片付けは非常に楽だ。

子どものいる家庭にとってバーベキューは一大イベントだ。子どもが小学生ぐらいになったら、ぜひアウトドアでやりたいと思うが、それまではもっとカジュアルにできるといい。また、青空の下で肉を焼いて、子どもたちに食べさせるのは、まさにパパの仕事だ。バーベキュー場まで出かけて、となるとハードルは高いが、テラスバーベキューならより手軽に楽しめる。

最後の片付けまでしっかりとやれば、子どもたちだけでなく、奥様からも喜んでもらえるだろう。

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