2015年10月20日 15:00
撮影モードの設定、「絞り優先」と「シャッター優先」はどう違う? - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本
デジタル一眼カメラに必ず付いているのが「撮影モードダイヤル」です。自分の撮りたいイメージを写すには、それに適した撮影モードを選ぶことが大切なので、カメラ操作の「はじめの一歩」とも言える設定項目です。
撮影モードには、「オートモード」と「シーンモード」、「P/S/A/Mモード」があります。「オートモード」はそのシーンに適した絞り値(F値)やシャッタースピードをカメラが自動的に設定してくれるというもの。ユーザーはシャッターボタンを押すだけなので、とにかく簡単。購入したばかりの入門者に適したモードです。
「シーンモード」もカメラが自動的に絞り値やシャッタースピードを決めてくれるのですが、「風景」「人物」「スポーツ」といったようにシーンを指定することで、オートよりも適した設定で写すことができます。まだカメラの設定はわからないけど、撮影シーンが明確な場合に役立ちます。
○思い通りに撮りたいなら「P/S/A/Mモード」を
オートモードもシーンモードも基本的にカメラが絞りやシャッタースピード、その他の設定も決めてくれます。撮影者はシャッターボタンを押すだけと操作は簡単ですが、必ずイメージ通りの写真を撮れるとは限りません。