2015年10月20日 15:39
レッドハットら4社、OpenStackを用いたクラウド型NFVの共同検証
レッドハットとデル、インテル、ブロケード コミュニケーションズ システムズ(ブロケード)の4社は10月20日、OpenStackを使用した通信およびサービス事業者向けクラウド型NFVソリューションの共同検証実験を実施したと発表した。
今回の検証では、1台のサーバに40インスタンスの仮想ルータ(vCPE)を集約。40Gbインタフェース最繁時における各インスタンスの通信性能を1Gbps均などに維持し、計40Gbpsの通信性能を達成した。これにより、通信・サービス事業者がサービス品質で競争力のある柔軟なサービスをコストを抑えながら開発が可能な新たな仮想クラウドWANサービスの提供に向けた取り組みを加速させる。
現在、ビジネスを支えるITプラットフォームの世界ではモバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドに代表される「第3のプラットフォーム」が市場を牽引している。このような要求に対応する新しいネットワークの形として求められているのが「New IP」と呼ばれるアーキテクチャーだ。
NFV(ネットワーク機能仮想化)は、従来の高価な専用ハードウェア機器の代わりにインテル アーキテクチャ(IA)