2015年10月21日 18:12
日産、初のPepper for Biz活用でPepperを導入、全国の販売店100店舗に
日産自動車とソフトバンクは10月20日、人型ロボット「Pepper」を11月より日産販売店に導入し、来店者とのコミュニケーションに活用すると発表した。
全国の「レディー・ファーストショップ」の内100店舗に順次導入し、その後、他の販売店舗へも拡大していく。
両社は、Pepperの法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを進めており、ソフトバンクの「Pepper for Biz」サービス開始に伴い、11月より日産の販売店に導入することが決まった。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が世界初となる。
今回、日産が導入するPepperには、日産の販売店用に開発した専用アプリケーションを搭載。顧客の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンターテインメントなど、多様なサービスを提供する。
「レディー・ファーストショップ」は、店内に授乳ルームや広々としたキッズスペースがあり、より快適に手軽にクルマの購入を体験できるようになっている。この店舗にPepperを導入することで、さらに細やかなサービスを提供することを目指すとしている。