IIJ、Azureとオンプレミスを閉域網で結ぶサービスの検証環境を無償提供
インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月22日、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」の閉域網接続サービス「ExpressRoute」を利用し、Azureと利用者のオンプレミス環境を接続するサービス「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」の検証環境を無償で提供すると発表した。
同社は同検証環境を日本マイクロソフトの大手町テクノロジーセンターに構築し、利用者は同センターにおける検証サービスとして、11月1日より無償で利用することができる。
「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」は、IIJのバックボーン上に利用者専用のプライベートネットワークを構築する「IIJ GIOプライベートバックボーンサービス」を経由し、ExpressRouteに閉域接続できるサービス。
利用者は、社内ネットワークから同サービスのゲートウェイに、専用線やWAN回線を経由した接続を行うことで、ExpressRouteを通してAzureリソースに閉域網を介して接続することが可能になる。
IIJでは、大手町テクノロジーセンターにIIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azureの設備を構築し、日本マイクロソフトと共同で、専用線まで含めた検証環境を提供する。