くらし情報『「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」が初開催 - 仮想空間で災害ロボットの技術を競う日本版DRC』

2015年10月24日 09:00

「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」が初開催 - 仮想空間で災害ロボットの技術を競う日本版DRC

「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」が初開催 - 仮想空間で災害ロボットの技術を競う日本版DRC
●今年が初開催となる「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」
シミュレータ上の仮想空間で災害対応ロボットが技術を競い合う……それが「ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジ」(JVRC)である。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催するこの競技会は、今年が初開催。10月7日~10日、CEATEC JAPAN 2015の会場内で実施され、国内の10チームが出場した。

災害対応ロボットの競技会というと、今年6月に米国で開催された「DARPA Robotics Challenge」(DRC)を思い出す人も多いだろうが、JVRCはその"日本版"と言えるかもしれない。ただ大きく異なるのは、完全にバーチャルな競技であるということだ。実機のロボットが動くことは無く、PCの画面内で静かに競技が進んでいく。

○なぜバーチャル?

ロボットは、メカ、エレキ、ソフトウェアなど、様々な分野の技術が必要になる総合的なシステムだ。そのため災害対応ロボットのように、ミッション内容が高度で機体サイズが大きいものになると、予算的にも人員的にも、開発できる組織は限定されがちだ。


しかしJVRCであれば、ロボットのハードウェア開発は不要。

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