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秋のヘッドフォン祭 2015で見つけた未発表製品 - 日立マクセル、Sound Warriorなどハイレゾ対応プロダクトが目白押し

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秋のヘッドフォン祭 2015で見つけた未発表製品 - 日立マクセル、Sound Warriorなどハイレゾ対応プロダクトが目白押し
●CD音源をDSD 11.2MHzにアプコンするDAC
10月24・25日、東京都・中野サンプラザで秋のヘッドフォン祭 2015が開催された。本稿では、秋のヘッドフォン祭で初公開された未発表製品をレポートしていく。

○日立マクセル

日立マクセルはハイレゾ対応イヤホン「MXH-RF550」と「MXH-RF550B」を参考出品した。両製品の音響性能は同一だが、MXH-RF550Bは2.5mm4極プラグを採用しバランス接続に対応する(3.5mm接続用の変換プラグも付属)。MXH-RF550の価格は25,000円前後になる予定とのこと。

ドライバー径は10mmで、デュアルチャンバー(空気室)設計を採用。広域にわたる周波数特性(10~40,000Hz)を実現している。主な仕様は、インピーダンスが32Ω、音圧感度が107dB/mW、最大入力が150mW、ケーブル長が約1.2m。


○Sound Warrior

城下工業のSound Warriorブランドは、ヘッドホンアンプ「SWD-HA10」、USB DAC「SWD-DA20」と、ハイレゾ対応ヘッドホン「SW-HP20」を参考出品した。いずれも2016年春ごろの発売に向けて開発を続けているという。価格は未定。

SWD-HA10は、プリ段に真空管を1基備えたヘッドホンアンプ。パワー段にはD級アンプを搭載している。インタフェースはアナログRCA入力×1とヘッドホン×1。出力が100mW×2(40Ω)、推奨ヘッドホンインピーダンスが30~300Ω、サイズがW146×H40×D165mm。

SWD-DA20は、44.1kHz/16bitのCD音源など非ハイレゾ音源を、DSDにアップコンバートできるUSB DAC。
対応ファイルはDSD 11.2MHz、PCMは768kHz/32bitまでとなっている。

ハイレゾヘッドホン「SW-HP20」も初公開。現段階で仕様は公開していないが、周波数特性は40kHzまで対応するだろう、とのこと。また、リケーブルが可能になる予定で、バランス接続にも対応するという。

●SATOLEX、開発中のハイレゾイヤホン
○SATOLEX

SATOLEXはハイレゾ対応イヤホン「DH298-A1」を参考出品。アルミ削り出しのきょう体を採用している。周波数特性は最大40kHz程度になる見込みだ。発売時期や価格は未定で、デザインやカラーバリエーションなども調整中だという。


○KEF

KEFは11月に発売予定のオンイヤーヘッドホン「M400」を初公開した。推定市場価格は税別32,000円前後となっている。

40mm径のドライバーや光沢仕上げのアルミニウムダイキャストフレームを採用している。イヤーパッドは高密度形状記憶フォームをプロテインレザーで包んだ「レーストラック」タイプを採用し、音漏れを防ぐ。本体は折りたたみが可能。ケーブルは着脱式で、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。

主な仕様は、周波数特性が20Hz~20kHz、インピーダンスが32Ω、音圧感度が101.5dB±4dB、最大入力が30mW、重量が約175g。マイク付きリモコンを装備したケーブル(1.3m)が付属する。

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