2015年10月27日 12:19
インターコム、クライアント管理ソフトの新版「MaLion5」リリース
インターコムは26日、企業の情報漏洩対策とIT資産管理を1パッケージで総合的に支援する、クライアントPC向け運用管理ソフトの新バージョン「MaLion5」を発表した。2016年3月より発売する。
MaLionの特徴は、各種PC操作の監視機能を標準で搭載しており、WindowsとMacを一元管理できること。管理コンソール/セキュリティBIレポート/端末エージェント/中継サーバ / データベースから構成されている。
主な強化ポイントとして、新たにCentOS(Linux)やPostgreSQLといった、大規模なIT環境で採用されているオープンソース・ソフトウェアに対応。これにより、OSとデータベースの組み合わせの選択肢が広がり、IaaS環境下で「MaLionシステム」を安価なシステムで構築したいといったニーズに対応可能となった。IaaS環境は、AWS(Amazon Web Services)とMicrosoft Azureをサポートしている。
新しい「MaLion データベースサーバー」では、データベースの一部を物理メモリに保持したまま処理する手法を採用した。
これにより、ハードディスクからのみデータ読み出しを行う従来の手法よりも高い処理能力が期待できる。